現代社会では子供の数が少なくなる一方で、共働きの家庭が増えています。この結果、子供たちの安全管理と保護者の負担軽減の観点から、子供を連れていく保育園が送迎バスを提供しているか否か、という観点が重要な選択基準となっています。
しかし多くの場合、保育園の送迎バスを運転しているのは、保育園のスタッフ自身です。特に人材が不足している保育園では、この追加の業務は非常に重い負担となります。新しいスタッフを採用しようと考えても、採用プロセスには手間と時間がかかり、十分な人材を確保することが困難です。
そういった背景を踏まえこの記事では、送迎バスを運営する保育園が抱える問題と、その解決策の一つとして注目されている送迎代行サービスの利点について詳しく解説していきます。

送迎バスの運用まで手が回っていない方へ
もし、あなたが他の日々の業務に忙殺され、送迎バスの運用が人任せになってしまっていると感じているなら、この記事はあなたに向けて書かれています。また、長期間にわたって外部の業者に送迎バスの運行を委託しているけれど、その契約内容を見直す時期が来ていると考えている方も同様です。
このような問題を抱えている方々に対して、私たち【クアッドリレーション】という車両運行管理の専門業者をお勧めします。

私たちのサービスは、日常の送迎業務だけでなく、ドライバーの採用から労務管理、送迎ルートの設定、車両の定期点検、さらには予期せぬ事故への対応まで、すべてを一手に引き受けます。お客様にご用意いただくのは、使用する車両のみです。
ご利用を検討されている方は、以下の情報をお知らせいただければ幸いです
- 予想される送迎対象者の人数または車両の台数
- 1日に稼働する時間帯
- 運行を行う地域
- 週に何日稼働するか
その情報を基に、私たちは最短で翌日に見積もりを提出させていただきます。
保育園通園バスの運行の実態調査
家から少し遠い保育園にお子様を送り出す保護者の方々にとって、通園バスがある保育園は非常に魅力的な選択肢となる場合が多いでしょう。
社会福祉法人日本保育協会の行った調査によると、全国規模で見た保育園や認定こども園の中で、通園バスのサービスを提供している施設の割合は18.8%に過ぎないという結果が明らかになっています。
この数値は思ったよりも低く「なぜ通園バスを運行している施設が全体の中でこれほど少ないのか」と疑問に思われる方も多いかもしれません。その背景や理由については、次の章で詳しくご紹介します。
保育園が直面する課題
近年、我々の社会が直面している大きな問題の一つが保育園の課題です。
それは「保育士不足」や「待機児童問題」で、これらの問題は新聞やテレビなどのメディアでも多く取り扱われ、多くの人々にその存在が認知されています。しかし、認知されているだけでなく、現在も保育業界が直面している深刻な問題となっております。

これらの課題を解決するためには、保育士の働きやすい環境を整備することが一つの鍵となります。労働環境の改善は保育士が長期間働き続けることを可能にし、保育士不足を解消することができます。
また、保育士が増えることで、待機児童問題の解決にもつながります。保育士の労働環境改善は、私たちがこれから取り組んでいかなければならない重要な課題となっています。
慢性的な労働力不足
厚生労働省が2020年9月30日に行った調査によれば、保育士の人手不足が深刻な問題となっています。
具体的には、離職率が約9%と高く、また有効求人倍率が2020年7月の段階で2.29倍となっています。
これは全職種平均の1.05倍を大幅に上回る数値であり、保育士の求人に対する需要が供給を大きく上回っていることを示しています。
| 勤務者 | 採用者 | 採用率 | 退職者 | 離職率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 407,287人 | 60,830人 | 14.9%(15.1%) | 37,716人 | 9.3%(9.4%) |
| 公営 | 118,481人 | 10,087人 | 8.5%(8.5%) | 6,941人 | 5.9%(6.3%) |
| 私営 | 288,806人 | 50,743人 | 17.6%(18.1%) | 30,775人 | 10.7%(10.8%) |
保育士が離職を選ぶ理由としては、子どもたちの保育業務だけでなく、会議や記録の作成といった付随する業務の多さが挙げられています。これらの業務が重なり、保育士の仕事量は膨大となり、それが過重労働やストレスとなって労働者を追い込む結果となっています。
このような現状から、保育士不足は今もなお慢性的な問題となっており、それが業界全体の課題となっています。これからも、保育士不足問題の解決に向けた取り組みが求められることでしょう。
送迎に伴うリスク
現在、子供を園まで送迎するバスの運転は、大概が保育園の職員や園長先生が担当しています。しかし、これにはさまざまなリスクが伴います。
2021年の7月には、福岡県で一つの事故が発生しました。その事故では、園の職員が送迎バスの確認を十分に行わなかった結果、一人の園児がバス内に取り残されてしまうという状況が生じました。これにより、送迎バスの運行に関する再発防止対策が必要とされています。

通園バスで使用される車種
通園バスと称される車両は、主に2つのタイプが存在します。それらは『小型の幼児送迎バス』と一回り大きな『中型の幼児送迎バス』です。
小型の幼児送迎バスは、小規模な施設や地域で使われることが多く、一度に乗せられる子供の数は限られます。その為、狭い道でもスムーズに運行が可能という利点があります。
一方、中型の幼児送迎バスは、より多くの子供たちを同時に運ぶことができ、大規模な保育園や幼稚園で大変有用です。しかし、小型バスに比べて車体が大きいため、運転や駐車にはやや注意が必要になります。
| 定員 | 車種 | |
|---|---|---|
| 小型の幼児送迎バス | 大人2人 + 幼児12人 | ワゴン・小型バス |
| 中型の幼児送迎バス | 大人3人 + 幼児39人 | マイクロバス |
そして、さらに大人数の子供たちを一度に送迎する必要がある場合や、特別なイベントでの移動には、大型バスが使用されることもあります。これらのバスは、子供たちだけでなく、保護者や教職員も乗せることができ、大人数の移動をスムーズに行うことができます。
それぞれのバスには、その特性と適用範囲がありますので、利用する際にはその特性を理解した上で、選択することが重要です。
必要な運転免許の種類と詳細
通園バスの運転を行う際に必要となる運転免許の種類をご紹介いたします。運転するバスの大きさや、乗せることができる子供たちの人数によって、必要とされる運転免許の種類が異なるのです。
| 大人定員10人まで(大人2人+幼児12人) | 普通運転免許 |
| 大人定員29人まで(大人3人+幼児39人) | 中型免許(限定解除) |
| 全ての通園バス | 大型免許 |
通園バスの運転は、子供たちの安全を保証する重大な役割を担っています。そのため、適切な車種を選択するだけでなく、その車種に対応した免許を有するドライバーを採用することが求められています。
このように、通園バスの運転を円滑に行うには、適切な運転免許を取得したドライバーが必要となることをご理解いただけることでしょう。適切な免許を持つことで、子供たちの安全を確保しながら、安心して通園バスの運転を任せることができます。
通園バス運行関連経費
通園バスの運行を行うに当たり、予想される費用や経費については、以下のような項目があります。
| 車両代 | バスの購入やリース |
| 人件費 | ドライバー・添乗員の給与や手当 |
| 燃料費 | 通園バスを走らせるために必要な燃料 |
| 駐車場代 | 送迎バスの駐車場所 |
| 税金 | 自動車税や重量税 |
| 保険料 | 自賠責保険や任意保険 |
ただしこれらは一例であり、具体的な経費は、その運行環境や状況により変動する可能性があります。
したがって、自社で通園バスを運行する際には、事前に必要となる費用や経費をしっかりと調査し、計画的に進めていくことが求められます。詳細な経費については、専門家や関係機関への問い合わせも考慮に入れてください。
送迎代行サービスの優れた点

保育園の日々の運営には、多くの課題が存在します。その中でも、送迎バスの運行に伴う人手不足や保育士の業務負荷の増加、さらには事故防止といった問題が挙げられます。
我が国が高齢化社会へと突入する中、保育士の人材確保はますます困難な課題となりつつあります。このまま保育士自身が送迎業務を担当し続けることは、彼らの職務に多大な負担をかけるだけでなく、保育の質自体をも脅かしかねません。
そんな課題を解消するための一策として、送迎代行サービスの利用が考えられます。
外部の専門業者に送迎を委託することで、これらの問題を効率的に解決することが可能となります。以下に、送迎代行サービスの利用がもたらすメリットについて詳しく解説していきます。
車両の点検や清掃も委託
送迎バスの運行を続けるためには、単に送迎業務を行うだけではなく、車両の維持管理も大切な要素となります。安全に運行を続けるためには、日常的な車両の点検や清掃が欠かせません。
そして、近年の新型コロナウイルスの流行により、清掃に加えて車内の換気や消毒も欠かすことができない状況となっています。スタッフ単独で送迎業務と車両のメンテナンスを毎日行うことはなかなか厳しい作業です。送迎代行サービスでは、感染症予防策としての清掃や車両点検を日々徹底的に行っています。

このように、送迎代行サービスに業務を委託することで、送迎業務だけでなく車両メンテナンスの問題も一緒に解決することが可能となります。それにより、安心して送迎業務を続けることができるでしょう。
ドライバー確保の必要性なし
保育士が運転業務を担当する際、急な欠勤などが発生した場合、それに対応するのは大変なことです。
そのような状況では、緊急に代理の運転手を見つける必要があったり、最悪のケースではその日の送迎バス運行を中止しなければならないこともあります。特に、当日になってからの急な欠勤発生時には、適切な代理運転手を見つけるのは困難な課題でしょう。
しかし、送迎代行サービスを利用すれば、これらの悩みを解消することができます。多くの送迎代行サービスは、ドライバーのシフト管理を含むオフィス業務も代行してくれるため、欠勤によるトラブルについて心配する必要がありません。
送迎代行サービスは、運転業務に関連するさまざまな問題を解決する有効な手段と言えるでしょう。
徹底と安全対策の強化
我々が最も大切にしているのは、皆様のお子様を安全にお預かりすることです。事故が起こらないようにすることが何よりも重要であり、そのための安全対策は欠かせません。私たちの送迎代行サービスでは、その安全対策を最優先に考え、多角的な取り組みを行っております。
まず、運転手の皆様方には、安全運転を徹底するための定期的な教育を提供しています。これにより、彼らは日々、安全運転を心がけることができます。また、車両にはドライブレコーダーを設置し、急なブレーキや一時停止の不履行など、危険な運転があった場合はその情報が本部のネットワークに保存されます。
このような取り組みを通じて、危険な運転をいち早く察知し、それを抑制することが可能となります。これらの安全対策は、お子様の安全を最優先に考え、それを確実に守るためのものです。我々の送迎代行サービスをお選びいただく皆様の信頼に応えられるよう、これからも安全対策の徹底を図ってまいります。
勤怠管理や採用活動の手間と費用の削減
自社でドライバーを雇うことを考えたとき、勤怠管理や人材採用への取り組みが必要となります。これらは労力や時間が必要な作業で、その結果として企業の内部リソース、特に事務処理を担当するスタッフの負担が増加してしまう可能性があります。それに伴い、そのための人件費も増加します。
さらに、人材を採用する過程では、求人広告の出稿が必要となることもあります。そして、適切な人材を見つけるための面接や新規採用者の研修にも時間と労力が必要になります。
しかし、送迎代行サービスを導入することで、上記のような手間やコストを大幅に削減することが可能となります。これは、労力や時間、そして費用を節約し、事業運営により注力できるようになる大きな利点となるでしょう。
事故が発生した際の対応策は不要
車を利用する送迎サービスでは、予期せぬ事故のリスクを無視することはできません。もし事故が起こってしまった場合には、まず最初に現場での救急処置が必要となります。その後には、被害者との間で示談交渉を行う必要もしばしばあります。
さらに、事故によって車両が破損してしまうと、その修理が完了するまで、送迎サービスを提供することが難しくなってしまう可能性もあります。
しかし、送迎代行サービスを利用すれば、これらの事故対応はすべて代行業者が行ってくれます。送迎サービスを頼んだあなたが、事故による対応を行う必要は全くありません。さらに、もし車両が運行不能となった場合でも、代行業者から代車を提供してもらうことができます。
したがって、事故が発生した場合のリスクを最小限に抑えるためには、送迎代行サービスの利用が最善の選択と言えるでしょう。
保育士の負担軽減、安全な送迎代行サービス利用
保育園の送迎は、保育士の業務の一部ですが、これには様々な課題が存在します。この問題を解決するための一つの手段として、送迎代行サービスがあることをご存知でしょうか。この送迎代行サービスは、単に子供たちを保育園から自宅まで安全に運ぶだけでなく、シフト管理や車両のメンテナンス、さらには安全対策まで一手に引き受けてくれます。
例えば、使用する車両にはドライブレコーダーが設置され、運転手は定期的に事故防止のための研修を受けています。これらは子供たちの安全を確保するための重要な要素であり、送迎代行サービスがこれらを一括して行うことで、保育士の負担を大いに軽減することができます。
もちろん、送迎代行サービスを利用するための費用が発生することは事実です。しかし、その費用を投資と捉え、保育士の業務負担を軽減することで、保育士の離職率の低下や職員の満足度向上につながると考えることもできます。最終的には、これが保育士の確保と子供たちの安全に寄与すると考えられます。
以上の理由から、保育士の負担軽減と子供たちの安全のために、送迎代行サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

送迎バスの運用が難しい方へのアドバイス
クアッドリレーションは、送迎バスの運用が手に負えず、業務が過多でどうにもならない、あるいは長年外部に委託していた運用業務を見直したいと考えている、そんな方々の強い味方になります。
ぜひ一度、車両運行管理業の専門家である【クアッドリレーション】にご相談ください。
私達は、日々の送迎業務だけでなく、ドライバーの採用から運用、管理にいたるまでを一手に請け負います。さらに、送迎ルートの立案、車両の点検、予期せぬ事故の対応まで、あらゆる業務を包括的にサポートします。お客様からは車両の提供だけをお願いします。
想定している送迎の人数や車両の台数、一日における稼働時間帯、ご活動の地域、週間の稼働日数など、具体的な情報をお知らせ頂ければ、最速で翌日には見積もりをご提案いたします。
そして、皆様の送迎バス運用を最適化し、業務の効率化を実現します。
